石部神社で行われる「弓納め神事」とは、的に当たる矢数で豊作を祈り、
武道の上達祈願・悪魔退散と幸福を招く神事で、約100年以上の歴史があります。
的中した弓の矢数でその年の豊作を占ったのが始まりと言われていますが、今はその伝統は残っていません。
当日は、まず拝殿にて厳かに神事がとりおこなわれます。
その後、氏子から選ばれた2人の男の子(幼稚園?小学生くらい)が烏帽子をかぶり、
紺地に井桁模様の着物を着て白袴、白足袋をはいて的の前にて弓を構えます。
各6本を6回半、合計39本を交互に射ていき、的にあたると見学者からさかんに歓声があがります。
1月の弓初め神事では雪が降り、雪景色のなか弓を射る光景はとても神聖なものでした。
竜王町は、「日置吉田流弓術」発祥の地を言われます。
近代弓術に大きな影響を与えた吉田流の開祖出雲守重賢が竜王町川守城主であったと伝わり、
城跡の碑と伝説が残されています。
このように竜王町は弓道に大変かかわりの深い場所になり、
伝統的な「弓納め神事」も大切に守られ今日まで伝えられてきたのでしょうか。

■開催場所: 石部神社(滋賀県竜王町)
■開 催 日:弓納め神事 2月6日(日)
■時 間: 13:00? 神事
14:00? 弓初め(納め)神事
15:00 終了 ※時間は多少前後します。
■アクセス: 車は、名神高速道路竜王ICから約5分(駐車場はありません)
電車は、JR近江八幡駅から近江バス約20分「七里」バス停下車すぐ
■お問合せ先:竜王町観光協会 滋賀県竜王町小口3
TEL (0748) 58-3715 FAX (0748) 58-3730
HP:
http://www.rmc.ne.jp/dragon-kanko/
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